ルカ神父様と行く「信仰と観光の台湾巡礼」第6日
今朝は、一番ゆっくりできました。まず衛兵の交代見物ですが、少し時間が余りましたので、この歴史のあるグランドホテルを見にきました。日本統治の頃は靖国神社だったそうです。
衛兵の交代式です。1時間毎に交代があり、その度にこの儀式が行われます。大勢の観光客がこの交代式をめがけて、やってきます。
巡礼最後のごミサです。台北の西にあるフランシスコ会の教会のつもりだったのですが、神父様がいらっしゃらなくなったために、パリミッション会の神父様方に引き継がれているとのこと。
楽しみにしていらしたルカ神父はがっかりです。
巡礼最後のごミサです。
「ピラトがガリラヤ人の血を彼らのいけにえに混ぜた。日本では洪水で亡くなった方とかも多いが、何か罰を受けているのでは、とか、悪いことをしたからと思う人もいます。しかし、決してそうではありません。災害や不幸は、罪の罰ではありません。ここ台湾には災害に遭わないためとかの祈りが多いです。災害は罪とは関係がありません。川のそばに家を建てたから、便利さを求めたから、金儲けだけを考えていたからであって、神のせいではありません。
イチジクの実が三年間実らない。もう少し待って下さい。あきらめないで、失望しないで待って下さい。
教育者とか親がもう少し忍耐をもって励ますなら、子供は生きる希望を持ってやり直すことができるでしょう。神は優しいお父さんです。私の母も全てを神に任せました。命は神からのお恵みであり、死んでも生きています。今日、ここの教会がフランシスコ会の教会でなかったのはがっかりですが、イエスもそのような体験をなさいました。何かの形で神の愛を伝えることができれば幸いです。」(文責:小池俊子)