ルカ神父様と行く「信仰と観光の台湾巡礼」第4日
昨晩墾丁のホテルの前から見える笠山です。またまた良い天気に恵まれました。神様、ありがとうございます。
朝一に、墾丁観光で、佳楽水へ。サンゴ礁から形成されたような奇岩が沢山あって、いろいろな形に見えています。皆さま、童心に返って嬉しそう、楽しそうです。
屏東・三地門の「台湾原住民族文化園区」訪問です。パイワン族の生活形態などを見ることができます。時間の関係で民族音楽鑑賞は出来なかったのがとても残念でした。
またお食事です。また〜と言いながら、頂き始めると結構入ってしまうのです。こんな車に乗って廻ります。
今日の御ミサは、高尾のカテドラル「ロザリオ大聖堂」で捧げられました。来週の日曜日に160周年のお祝いをなさるとのこと、ロザリオのマリア様が読んで下さったのでしょう。
神父様のお説教:
「今日の福音、私が地上に平和をもたらすために来たと思うのか。そうではない。むしろ分裂だ。とのイエスの言葉を聞いてがっかりするのではないでしょう。ある人が信者になりたい、すると家族が反対します。私の母も、子供のいない妹も私に大きな土地をあげたかったのに、私は断りました。2人ともがっかりしました。
イエスは分裂を望んでいませんが、結果として分裂の原因になります。弟子の中でも役割分担の時に分裂がありましたし、ユダもお金のためにイエスを渡します。これによって死刑になり、平和をもたらすはずのイエスなのに、結論は分裂になってしまいます。イエスは、分裂を目的にきたのではなく、結論として分裂になってしまうのです。
今日の詩篇、幸せな人、神をおそれ、主の道を歩む者で、おそれとは、怖いという意味ではなく、恐れ入りますと言った意味になります。主の道を歩む人。イエスが道案内をしてくれます。神が私たちの心のナビで、ナビに従わないと迷ってしまいます。習慣的な信仰ではなく、意識的な信仰を生きること。神を恐れながらご聖体を頂く。それが本当の幸せにつながります。
今日の教会は、ロザリオの聖母の教会です。私の母は、病気のため母親として私の世話が出来なかったので、マリア様に私を託しました。母はマリア様への信心が非常に強かったです。私は母のロザリオを今でも、持っています。母は、働いている人達と毎日、ひざまづいてロザリオを唱えていました。マリアの助けを思い出しながら、マリアの取り次ぎにお任せしましょう。今日の、ロザリオの教会での御ミサには大きな意味がありました。」(文責:小池俊子)
どこのお兄さんかしらと思いきや、この教会の主任神父様でした。
教会の隣には、女子フランシスコ会経営の幼稚園があります。300人の子供たちがいるそうです。
この岩は宗教の自由が発布された時の記念の足です。
高尾でのお夕食です。台湾料理はしつこくなく、味も淡白で、本当に種類が多くて美味しいです。