「萩・津和野巡礼」第3日
萩教会の主任・恩地神父様が、萩教会の歴史、萩の福者メルキオール熊谷元直、パリ外国宣教会のビリオン神父様についてなど、ごミサの前にお話しをして下さいました。
ごミサはカトリック萩教会で捧げられました。
「今日は守護の天使の記念日になっています。カトリック教会の教義に、全ての人にそれぞれ守護の天使が遣わされている。 神がそうして下さるように、守護の天使も私たちの自由意志を尊重してくれます。ですから私たちも自由意志に基づいて選択することができますが、神から遣わされている天使は、私たちを善である神の子、良い選択をして神の子として歩いて行くよう導きます。」(文責:小池俊子)
恩地神父様のご案内で「殉教者記念公園」に行きました。萩の福者メルキオール・熊谷元直の記念碑もあります。浦上四番崩れで萩に流された方々のご遺骨は、ビリオン神父様の労苦によってここに集まられました。
こちらは上級武士の武家屋敷です。毛利輝元や熊谷元直はこちらに住んでいたものと思われます。
萩焼き工房です。丹精して一つ一つ作られる焼き物に、作者の魂が込められます。
この巡礼で毎日フグを頂いています。昼食のフグの唐揚げは抜群でした。
萩の町の中心部、アーケード商店街の手前に禁教令の高札が置かれたところがあります。
紫福(しぶき)には、このようにキリシタン墓があります。中には聖母の像とか絵などが入っていて、神道でも、仏教でもこのようなお墓はないとのことです。
至福の村が紫福に変わっていても、浦上の信徒が生きた信仰の証しは変わることがありません。
夕食の時に自己紹介をいたしました。
本音で語り、皆様との距離がとても短くなりました。