小池俊子著「神の御手に導かれて」に書評をいただきました

2020年6月30日発行/発行:(株)ステラコーポレーション

書評を掲載頂きました(2020/10/30)

世界を旅する召命を受けた元シスターの半生

評:鈴木絢子

(前略) 彼女の苦難と喜びに満ちた半生や、修道院を出ることになった経緯などが、飾らない言葉で描かれていました。
 私の義姉はシスターなのですが、この元シスターの奮闘記に興味を持つのではと思いチラッと話を振ってみたら、「羨ましい」と呟きました。
 小池さんは日本生まれの日本育ち。そんな一人の女性がアイルランドに赴き語学研修を受けた後、アフリカ・ナイジェリアのオニチャという、私にとっては聞いたこともないような土地で宣教に従事。そしてさらにアメリカへと渡るのです。これらの地で神に祈りつつ過ごしたミッション生活により、神の教えが心にも身体にもしっかり身に付いたことでしょう。義姉は、そのことが羨ましかったのだと思います。
 本の後半では家族のことや、修道会を退会して父親の介護をやりきったエピソードなどが紹介されています。雑多な人生の出来事が入り交じっていて体系的ではないけれど、彼女の人間的な温かさが伝わってきました。
 そして今彼女は、来年で創設25周年を迎える“聖地巡礼に特化した旅行社”で、70代にして働き続けています。メディアで「日本の高齢者は100歳以上が8万人を超える」と報じられる超高齢化社会の現在、心と身体を癒す旅である聖地巡礼の旅企画に参加してみるのもいいかもしれません。
 祈りの翼広げて、さあ出発!天の父にこう祈りましょう、「御名が崇められますように」。

掲載誌:「福音と社会」311・312合併号(2020.10.30)(抽出)


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